年越し。
介護保険:障害者福祉制度との統合見送りへ
▼ 引用 ▼
自民党は19日、05年の介護保険制度改革について、
保険料を負担する年齢(現行40歳以上)を20歳以上などに引き下げるとともに
障害者福祉制度の一部を統合する焦点の制度改定を
今回は見送る方向で調整に入った。
税金でまかなっている障害者福祉サービスを
保険制度の中に組み込むことが妥当かどうかの議論が不足しているというのが理由で、
公明党も同調する方向だ。
厚生労働省はなお実施に意欲を見せているが、
経済界も新たな負担に強く反発している。
両制度の統合と負担層の拡大は00年度の介護保険発足時からの課題。
厚労省は「高齢者、障害者を区別せず、国民全員で支える必要がある」と主張してきた。
しかし、改革には障害者支援費制度の慢性的な財源不足を補う思惑もあった。
このため、
「財源対策の側面が強すぎる」との批判が強まり、
自民党は今回改革での実施は見送るべきだとの意見が大勢になった。
▲ ▲ 毎日新聞
「財源対策の側面が強すぎる」って、いまさらかよって話ですが。
とにかく、まとめ切れなかったということです。
信じられないほどの急ピッチで進められてきたこの統合議論ですが、
これが規定路線となっており、おそらくもう回避できない状況になっていますが、
議論を深めるため、ある程度の抑止力が働くことを期待したいですね。
最近のコメント