ついにその全貌が。
▼ 引用 ▼
厚生労働省は12日、
身体、知的、精神の障害別にしか利用できない現行制度を一本化する試案をまとめ、
社会保障審議会障害者部会に提出した。
来年の通常国会に「障害福祉サービス法」(仮称)を提出する。
05年の介護保険制度改革では、
身体、知的、精神の障害者も対象に統合する議論が出ており、
今回のサービス法案は統合も視野に入れた形になっている。
試案によると、施設、サービス体系を障害別から機能別に再編し、
保護から自立支援へ政策を転換する。
身近なところにサービス拠点を整備。
サービス提供は市町村が中心とする。
サービス支給の決定を透明化するため、専門家による審査会を設置。
地域によって利用に差があるホームヘルプサービスなどを見直すため、
介護保険制度と同様にケアマネジメント制度を導入する。
さらに支払い能力に応じて利用料を納める「応能」負担から、
サービス利用量に応じて一定の金額を支払う「応益」負担に変更する。
低所得者には負担軽減などの配慮をする。
▲ ▲ yahoo! News より
注目されたグランドデザインの発表でした。
まだ仮称であるとはいえ、「障害福祉サービス法」なんて
相変わらずというか面白みもなんともない名称ですね。
厚労相のネーミングセンスを疑いたくもなりますが。
そんなことはさておき、
障害者福祉に関しては、かなり大きなターニングポイントとなりそうですね。
いくつか注目してほしい項目はあるのですが、
特に注目すべき点をひとつ。
> 地域によって利用に差があるホームヘルプサービスなどを見直すため、
> 介護保険制度と同様にケアマネジメント制度を導入する。
ケアマネジメント。
これを担う人材ってどこからでてくるのですかね?
障害者ケアマネジメントの必要性が注目され、
障害者ケアマネージャー養成テキストみたいなものも書店に並んだりしてましたよね。
あ、でも、これって身体や知的といった種別ごとに作られていたんですね。
障害種別がなくなっちゃうわけですからねぇ。
で、障害者のケアマネジメントですが、
従来の相談業務に当たっていた方々が中心になるのでしょうが、
将来的に介護保険と支援費制度が統合されるとなると、
ケアマネジメントを担う人も同じになるんですかね。
つまり、介護保険のケアマネが障害の利用者のケアマネジメントも行うとか。
もしくは、障害者ケアマネジメントの資格を作るとか。
どうなるんでしょうね。
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