金額の問題ではありませんね。
名古屋・港区の授産所荒らされる
▼ 引用 ▼
名古屋市港区秋葉一の知的障害者通所授産施設「イルカ作業所」(田畑茂和所長)で
十九日朝、
事務所が荒らされ現金約二十万円が盗まれているのを出勤した田畑所長が見つけ、
港署に届けた。
被害には障害者に渡す給料も含まれ、
関係者は「誰がこんなひどいことを」とショックを受けている。
田畑所長が同日午前八時十五分ごろ、
最初に一階事務所に入ると、
施錠しておいた事務机の引き出しやロッカーのとびらがこじ開けられ、
引き出しにあったカギで、見えにくい場所に置いた金庫も開けられていたという。
スロープを上って入る二階出入り口がバールのようなもので壊されていた。
金庫などから盗まれた約二十万円は、
作業所の当座の経費や家族会の資金のほか、約七万円が障害者の給料分。
同授産所には十代から六十代の重度の知的障害者三十四人が通い、
紙箱折り、ふきんの縫製などの軽作業やバザーで収入を得ているが、
一人当たりの月給は平均で約四千円。
盗まれたのは全員の月給のおよそ半分に相当する。
田畑所長は
「何より障害者が単価の低い仕事で
こつこつと積み重ねた貴重なお金を盗んだのは許せない。
楽しみにしている給料なので何とか工面して渡してあげたい」
と話している。
▲ ▲ 中日新聞 より
ひどい事件ですね。たかだか20万円ですよ。
金がほしけりゃもっといいところ狙えっていう話です。
> 約七万円が障害者の給料分。
> 同授産所には十代から六十代の重度の知的障害者三十四人が通い、
> 一人当たりの月給は平均で約四千円。
> 盗まれたのは全員の月給のおよそ半分に相当する。
盗んだ犯人も、この金額を見て、
こんな低賃金で働いているんだという現実を直視し、
問題意識に芽生えてたりして。
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