2005年の介護保険の見直しにより、
要支援及び要介護1の利用者への家事サービスを切り捨てることになる見通しです。
それに代わるサービスとして厚生労働省が提案しているのが
「介護予防」というサービス。
にわかに注目が集まる「介護予防」サービスについての記事です。
▼ 引用 ▼
要介護の高齢者が急増している。
軽度の「要支援」「要介護1」の認定を受けた人は、
2000年に介護保険制度がスタートしてから倍に増え、介護保険の財政を圧迫している。
要介護となる原因は、一般に生活習慣病だと思われてきた。
実際、1位は脳卒中などの「脳血管疾患」だが、
2位以降は「高齢による衰弱」「転倒・骨折」「痴呆」「関節疾患」――。
生活習慣病の予防とは違い、筋肉をつける「介護予防」が必要なゆえんだ。
厚生労働省も「介護予防重点推進本部」を設置し、
介護保険制度見直しの柱に「予防」を据える方針。
しかし、新しい分野だけに「どうすればいいのか」という自治体の戸惑いも大きい。
最大の課題は「本当に予防が必要な人をどうやって探しだすか」。
市報などで呼びかけて健康教室を開く自治体が多いが、
同研究所・介護予防緊急対策室長の大渕修一さんは
「そういう場に来られない人の方が、要介護になる危険性が高いのでは。
『転びやすいから外に出たくない』という方にこそ、
介護予防に取り組んでもらいたい」と話す。
▲ ▲ yomiuri on-lineより
で、実際高齢者の筋力トレーニングってどんなもんかと。
1月に開催されたヘルスケア2004で、
介護医療機器の酒井医療さんによるプレゼンテーションを聞いてきたのですが、
驚いたことに、本当にスポーツジムとかにありそうな筋トレマシンが登場。
パワーリハビリテーションと呼ばれる筋トレが劇的な効果を見せた事例を紹介してました。
効果が劇的過ぎてまるでギャグ漫画のようでしたが。。。
この「介護予防」ですが、「定額制」を導入することによって、
サービス及び給付費の増大に歯止めをかける方針だそうです。
将来、施設や病院は筋トレマシンの順番待ちで並ぶ高齢者であふれかえるかもしれませんね。
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