ヒューマンアカデミーで未申請でのヘルパー2級講習実施が判明。

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204人に偽修了証 介護資格で講座運営会社

 専門学校や資格取得講座を運営する「ヒューマンアカデミー」(東京)が、旧ホームヘルパー2級の養成研修を受けた東京、埼玉の高校生ら計204人に偽造した修了証明書を発行していたことが25日、分かった。社員が独断で、必要な東京都への申請を行わずに研修を実施。資格は無効で、都は「介護現場で働く場合は再度研修を受ける必要がある」としている。
 同社は「受講生に迷惑をかけ大変申し訳ない。誠意をもって対応したい」としている。相談室を設置し、社員の刑事告訴を検討している。
 同社によると、偽造証明書を受け取ったのは、平成20年度から24年度にかけて夏休みなどに養成研修を受けた都内の専門学校生103人と埼玉県の私立高校生101人。同社は不採算を理由に20年度から研修を実施しない方針だったが、担当していた男性社員が独断で実施。終了後、偽の証明書を発行していた。

ヘルパー2級講習を受講したはずの204人の資格が無効になるということで、
すでに介護の現場で勤務している方もいるのではないでしょうか。
未申請での研修を行ったヒューマンアカデミーでは、返金や全額会社負担での再講習など、今後の対応についての協議や説明会を行うことになっています。
この場合、再受講するとしたら介護職員初任者研修になることから、
カリキュラムも増えており、受講者が拘束される時間もかなり長くなります。
受講者が受けた被害だけでなく、
受講者が勤務した職場においても、無資格者がサービスを提供していた事実が発生していたということであれば、
介護報酬の返還などについても言及されるのではないでしょうか。

記事編集・監修

 

介護福祉ウェブ制作ウェルコネクト

居宅介護支援事業所管理者・地域包括支援センター職員・障碍者施設相談員など相談業務を行う。

現在はキャリアを生かした介護に関するライティングや介護業界に特化したウェブ制作業を行う。

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