第7回介護福祉士のあり方及びその養成プロセスの見直し等に関する検討会資料に、
こんな資格の名称(仮称)が登場しました。
「専門介護福祉士」
以下、その説明をご覧ください。
介護福祉士には介護を必要とする幅広い対象者に共通する基本的な介護を提供する能力が求められるが、
さらに、重度の認知症や障害への対応、人材マネジメント等の分野について、
より専門的対応ができる人材を育成していく必要がある。
このため、介護福祉士の資格取得後、一定の教育を行った上で認定を行う
「専門介護福祉士(仮称)」の仕組みを関係団体の連携の下、団体の認定資格としていくことが考えられる。
ここで、改めて介護福祉士が「基礎資格」であり、
そこをスタートラインとしたステップアップという方向性が明確に打ち出されています。
専門介護福祉士としてステップアップするためには、
「介護福祉士の資格取得後」の一定の教育を前提としています。
が、これで介護職としてステップアップしていくための
ひとつの道筋が見えてきた、というところかもしれません。
個人的に思うのはですね、
自分は「重度の障害」という分野での「専門」になるのでしょうが、
介護福祉士の実技試験で自立度の高い利用者さんを想定したケースで実技するのは
正直、かなり厳しいわけですよ(w。
毎回毎回、片麻痺で半介助で・・・。って似たようなケースばっかり出題しているわけで、
そんな対象者がこの社会の中に一体何パーセントいるんだっつう話ですよ。
ということで、
まだ介護職としてのキャリアステップを考えたら、
スタートラインにも立っていないtoto職人。
とりあえず、介護福祉士、受験しなきゃ・・・。
追記:専門介護福祉士→認定介護福祉士へ
専門介護福祉士(仮)は認定介護福祉士として、介護福祉士の上級資格が誕生しました。
ただ、驚くほど長い研修期間と、驚くほど高い研修受講費用。
やはり受講する人は増えず、介護福祉士の上位資格のステップアップとして選択する人は少数ですね。
認定介護福祉士についての情報は別に情報サイトを立ち上げましたので、こちらをご参照ください。
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