介護保険主治医意見書の平均額が上昇。その質は問われないのか?

医師

2012年医療文書作成業務・文書料金実態調査の結果が公表されています。
介護保険の認定に必要な主治医意見書(新規)の金額は
平均が5,125円で、2009年の調査時よりも2.9%増加しています。
しかし、主治医意見書を欠くのが遅い医師がいたり、
手書きで何を書いているのか全く分からない意見書や、
毎年同じ内容を丸写しで出しているだけの意見書もよく目にします。
ケアマネのプランの質であったり、
医療との連携ができていないとかの批判が多い中、
貴重な医療情報である主治医の意見書がこんな状況です。
プランの質の評価というよりも、
主治医の意見書自体も
受診をしているにもかかわらず申請時から一定期間で意見書が届かなかったら減額するとか、
何らかの評価をすることを検討してもいいのではないでしょうか。
あれで5,125円というのは高すぎる、と感じるのは無理もないことですよね。

追記

手書きの主治医意見書はだいぶ少なくなった気もしますが、まだいますね。おじいちゃん先生。これDr.書いてないよねっていうのもたくさんあります。

主治医意見書が登場する二次判定の件について書いています。

記事編集・監修

 

介護福祉ウェブ制作ウェルコネクト

居宅介護支援事業所管理者・地域包括支援センター職員・障碍者施設相談員など相談業務を行う。

現在はキャリアを生かした介護に関するライティングや介護業界に特化したウェブ制作業を行う。

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