放火容疑で捜査 玉島署/老健施設火災
浅口市鴨方町の介護老人保健施設で15日、男女2人が全身やけどを負った火災で、現場から灯油のような液体が入ったペットボトルとライターが発見されていたことが16日、笠岡地区消防組合や施設の話でわかった。他に火の気がないことから、玉島署は放火の疑いで捜査している。
火災は15日午後1時40分ごろ、「サンパレス桃花(とう・か)」の3階の一室で発生。入所者の奥谷瑞枝さん(78)と面会に来ていた田中隆義さん(81)が全身やけどの重体になった。消火後、室内に油のにおいがしていたという。施設には当時、入所者と職員ら計約60人がいたが、無事だった。
笠岡地区消防組合と施設によると、2人は数年前から笠岡市内で同居していたが、1月下旬に奥谷さんが入所。その後、田中さんはほぼ毎日、訪れていた。現場に、田中さんが持ち込んだとみられるナイフもあったという。玉島署は2人の回復を待って事情を聴く方針。
どうやら別の記事では、この男女がいわゆる内縁関係にあり、
毎日のようにこの施設に面会に来ていたということです。
どんな関係にせよ、毎日来ている面会者には施設側も警戒心は緩くなるでしょうが、
以前にもフェリエドゥ鵠沼海岸での殺害なんかもあったわけですから、恐ろしいことですよね。
面会者が来ることは本人にとっても、施設側にとっても喜ばしいはずなのですが、
警戒をしていかなければいけないとか、荷物チェックもしなければならないとかで、
結果として面会に来づらい状況になることも避けたいところですよね。
最近のコメント