顔や体に傷、老人施設の94歳寝たきり女性死亡
愛知県一宮市浅井町の老人保健施設「アウン」で、寝たきりの女性(94)が顔や体に傷を負っているのが見つかり、23日、死亡した。
愛知県警一宮署は何者かが暴行を加えた可能性もあるとみて、傷害致死の疑いで捜査している。
発表によると、22日午後1時半頃、施設から「顔や体に傷を負った女性がいる」と通報があった。女性は顔や右手、右肩、右足などに裂傷や挫傷があり、併設の病院の医師が手当てをしたが、23日午後10時50分頃、急性腎不全で死亡した。女性は2007年に施設へ入所、4人部屋で生活していた。寝たきりで、食事にも介助が必要だったが、会話は出来たという。
施設の女性介護士(27)が20日午後2時半頃に、女性の傷に気付いた際、女性は「痛い。誰かにたたかれた」と訴えたという。同署は、女性を司法解剖するとともに、施設の職員や入所者らから事情を聞いている。
同施設は、医療法人・大雄会が1991年6月に開設し、入所者(定員149人)や送迎車で通所する高齢者への介護サービスを行っている。
老人保健施設の入居者が何者かに鈍器のようなもので殴られて亡くなったとのことです。
昼食時には異常がなく、その後も防犯カメラで不審な人物等は確認できなかったとのこと。
事件当時、フロアに15名もの職員がいながら行われた犯行。
なんだかミステリーですね。
ただ、面会者を把握していないというのは、
オープンである反面、危険も伴うということが言えます。
地域に開かれた施設にするというのにはそのためのリスクもあるし、
そのリスク管理ができていないと、
こういったトラブルのあったときに大きな責任問題として浮上することになりますよね。
事件のあった老人保健施設「アウン」のホームページはこちら
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