介護施設で火災 82歳男性死亡…岡山
28日午後8時20分頃、岡山県美作市北山、認知症対応型共同生活介護施設「グループホーム北山2」で、入居者の男性(82)が住む部屋(8・5平方メートル)から出火、部屋の床など0・7平方メートルを焼いた。この火事で男性が全身にやけどを負い、津山市内の病院に搬送されたが、約9時間後に死亡した。
美作署の発表などによると、夜勤の女性職員が見回り中、男性の部屋から煙が出ているのを発見。別の女性職員が消火器で火を消した。男性は着ていた服が焼けた状態だったという。部屋には火の気はなく、同署が出火原因を調べている。
同グループホームによると、施設には9人が入居しており、出火当時、他の入居者を職員が隣の施設に誘導した。
グループホームの火災といえば長崎県大村市のやすらぎの里さくら館での火災が印象に
残っている方も多いかと思います。
その当時、スプリンクラーの設置を義務化するかどうかという議論がありました。
しかし、その議論はいつしかうやむやになり、この問題は取り残されたままになっています。
いまだにグループホームでの火災は後を絶つことはありません。
出火原因が特定されていない段階なのでなんともいえませんが、
防火設備設置を法制化し徹底すべきなのか、
もういちど議論をしてみるべきなのかもしれません。
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