訪問介護事業所が2万超 4年間で倍、厚労省調査
厚生労働省が29日まとめた介護サービス施設・事業所調査結果速報によると、訪問介護の事業所数は2005年10月1日時点で、2万588カ所となり、2000年4月の介護保険制度スタート以来初めて2万カ所を超えた。前年比は19%増で、3314カ所増えた。
訪問介護は、ホームヘルパーらが要介護者の自宅を訪ねて身体介護や家事援助などをする。01年の事業所数は1万1000カ所余りで、4年間でほぼ倍増した。
一方、05年の特別養護老人ホームは前年比5%増の5535カ所にとどまった。
厚労省は「介護の必要度の重い人に比べて軽い人が相対的に増加しており、訪問型事業所が増えているのは、そのニーズに応えている結果ではないか」と分析している。
詳細は厚生労働省発表の下記資料をご覧ください。
平成17年 介護サービス施設・事業所調査結果速報
まだまだ掘り起こされていない訪問介護へのニーズは多いのでしょうが、
介護報酬改定による規制という大きな壁が立ちふさがり、
マーケットは縮小していくと思われます。
これからは、勝ち組・負け組がはっきりと分かれ、
質が低ければ自然淘汰されていく、
地域での生き残り競争が激化していくかもしれませんね。
生き残りのためのひとつのカギは、情報開示・情報公表ですね。
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