グループホームすこやかでの暴行殺人事件。裁判員はどう見るのか?

介護福祉ブログコミュニティ

傷害致死罪で介護士起訴

 介護施設の入所者に暴行し、死亡させたとして、福島地検郡山支部は12日、喜多方市松山町の「グループホームすこやか」の介護士丹藤雅志容疑者(40)(会津若松市天神町)を傷害致死罪で福島地裁郡山支部に起訴した。裁判員裁判の対象になる。
 起訴状などによると、丹藤容疑者は7月29日夜、喜多方市山都町広野、無職清野敬一さん(69)の居室で、清野さんの腹をけったり殴ったり、首を手や腕で圧迫したりする暴行を加え、腸間膜破裂と窒息により死亡させた、とされる。
 福島地検によると、丹藤容疑者は調べに対し、清野さんに何らかの行為をしたことは認めているものの、「死亡したこととは関係ない」との趣旨の主張をしているという。福島地検は、〈1〉事件当時、丹藤容疑者以外が居室に入り、清野さんに暴行を加えることは不可能〈2〉遺体の状況から、介護行為でできるような負傷とは考えられない――として起訴を決めた。
 施設を運営する社会福祉法人「天心会」によると、丹藤容疑者は、これまでの同会の調査に「殴ったりはしていない」と話していたという。

グループホームでの職員による利用者への暴行殺人事件とみられる事件ですが、
起訴となり、裁判員による裁判が行われます。
今回の事件では、容疑者は暴行で殺害したということに関しての供述を明言せず、
腹部マッサージによる圧迫だと主張しています。
裁判員がこの事件をどう見るか。
それは、私たち介護に携わる人間がどう見られているかという意味でも
大切なことだと思います。

記事編集・監修

 

介護福祉ウェブ制作ウェルコネクト

居宅介護支援事業所管理者・地域包括支援センター職員・障碍者施設相談員など相談業務を行う。

現在はキャリアを生かした介護に関するライティングや介護業界に特化したウェブ制作業を行う。

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