70歳の8割働く社会に 厚労相、高齢者を活用
川崎二郎厚生労働相は28日午後、長野市内で講演し、減少傾向にある労働力人口確保のため「70歳の80%の人が働こうという社会をつくりたい。それが日本の一つの活力だ」と述べ、数値目標を掲げて高齢者の労働力活用を推進する方針を示した。川崎氏は「(高齢者は)若者に比べ使いやすいし、経験もある」と高齢者雇用へのニーズが今後高まると強調した。
労働力人口は1998年の6790万人から少子高齢化の進行で減少傾向にあり、財界には外国人労働者の受け入れを求める声がある。これに対し、川崎氏は「フランスやドイツの失敗を見ると、なかなかそういう訳にはいかない」と否定的な見解を表明。
若者が職を得ることができず、雇用対策も効果を見せないまま、
高齢者雇用を推進する、矛盾しているんだかなんだか。
マクドナルドでは定年を廃止したなんてニュースが大々的に取り上げられ、
いずれサラリーマンの定年が撤廃されるなんて、
「定年後の楽しみ」を生きがいにする若者の希望を奪わないで欲しいものですが。。。
それに関連して、こんなニュースも。
高齢者視野に、コンビニ業界の取り組み
半年前、神戸市にオープンしたこの100円コンビニ。実は業界の常識を覆す、ある取り組みを進めています。10人の従業員の平均年齢は62歳。この店は、あえて「高齢者による高齢者のためのコンビニ」という特徴を前面に押し出しています。
若者世代のイメージが強いコンビニですが、
独居高齢者や高齢者世帯にとっては非常に便利な存在で、
実際、高齢の利用者層がかなり大きくなってきているのが現状です。
女性のためのコンビニ、などがオープンしているのであれば、
高齢者のためのコンビニがあっても何の不思議もありませんよね。
追記(2018.4.27)
今やケアローソンの時代。
ますます高齢者にとってなくてはならないものになりますね。
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