上天草の介護施設職員4人、同僚を集団暴行
上天草市龍ヶ岳町の介護老人保健施設「きららの里」の男性職員4人が、同僚の40歳代の男性に集団暴行してけがをさせたとして、管理運営する市立上天草総合病院が職員4人を3~6か月の停職処分(1日付)にしていたことが分かった。
病院によると、4人は臨時職員1人を含む20~30歳代のいずれも介護職。5月15日深夜、同僚男性を施設に呼び出し、約2時間半にわたって頭や腹などを殴ったりけったりしたという。男性は打撲で約3週間のけがを負った。
6月中旬、男性が上司に相談して発覚。4人は「施設の利用者に対する男性の言葉遣いや態度が不満だった」とし、うち2人は「昨年夏にも暴行を加えた」と話しているという。
病院は懲罰委員会を開いて処分を決め、上司4人についても文書訓告とした。樋口定信院長の処分は、市が検討する。樋口院長は「利用者や市民に申し訳ない。医療介護に携わる職員は、いかなる理由があっても暴力を振るってはいけない。原点に立ち返り職員を指導教育し、信頼を取り戻したい」と話している。
集団暴行なんて大の大人のやることじゃないでしょうし、さらに相手は年上の40代。
介護の現場では、年齢やキャリアよりも、その場所での勤続年数で序列が決まる傾向にありますので、
年上の人に対しての接し方というのも横柄になりがちで、それはいずれ利用者に対する態度にも現れる傾向があります。
被害男性の利用者に対する言葉遣いなどに不満があったということですが、
だからといって許されるわけではありませんし、
それが事実であったとしてもそれを改善できなかった指導力不足という側面もあります。
今月になって、任侠ヘルパーなんてドラマがフジテレビでやっていますが、
介護施設に対するイメージって大切にして欲しいものですよね。
ホームページ上で施設側からのコメントが掲載されています。
最近のコメント