福島はお年寄り元気! 介護保険料「低い」トップ10に4町村
65歳以上の高齢者が支払う介護保険料は、保険を運営する市区町村や広域連合ごとに、3年に1度改定される。厚生労働省のまとめによると、平成21年度から3年間の介護保険料が低い自治体の10位までに、福島県内の町村が4つも入っている。1番低い檜枝岐村は、最も高い青森県十和田市の4割程度だ。なぜ、低く抑えられたのだろうか。
都道府県別に21~23年度の介護保険料をみると、最も低いのは千葉の3696円。以下、福島・茨城3717円、埼玉3722円、栃木3730円の順となっている。最も高いのは青森の4999円で、沖縄4882円、徳島4854円、長崎4721円、石川4635円と続いている。全国平均は4160円。
介護保険料の改定は、どれぐらいのサービス量が必要とされているかの推計を基に行われる。過去の実績や住民アンケートなどで、サービス量の見込みを立てて、介護事業者などに支払う保険料の総額を算出する。従って、高齢者が多い割に、介護保険を利用する人が少なければ、介護保険料は低く設定していいことになる。
福島県の介護保険料が低いということになりましたが、
だからといって、単純に福島の高齢者施策に学べというのは短絡的な話で、
実際は、前期分の余剰金を充当したりとかっていう部分もあるので、
単純な比較というのはできません。
また、介護サービスが必要のない高齢者が多いという見方の反面、
利用できるサービスが限定されている、
介護保険の認知度が低い、
サービスとして介護を利用することへの抵抗が強い
といった負の面の存在も考慮しなければいけません。
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