介護報酬を不正受給 都内の事業者、1億7000万円
訪問看護計画書を作成していないのに、介護報酬約1億7000万円を不正に受給したとして、東京都は19日、介護保険法に基づき、介護事業者「パラゴン」(東京・目黒)が運営する「碑文谷訪問看護ステーション」(同)の指定を3月31日付で取り消すと発表した。
都によると、パラゴンは2000年12月から昨年7月までの間、訪問看護サービスを利用した167人分の計画書を作成せず、うち約半数で医師の指示書がないままサービスを提供し、介護報酬を不正に受給していた。
都は03年の定期指導で計画書の不備を指摘していたが、昨年7月に調査したところ、改善されていなかったという。
こちらも不正請求に関するニュースですが、
架空のサービスを申告したり、水増ししたわけでもなく、
サービスは実際に提供されていました。
ただ、計画書や医師の指示書などがないままでサービスを行っていたということで、
サービスの取り消しが決定されました。
以前に指導があったのに改善されなかった。
まさか指定取り消しになるとは思ってもいなかったのではないでしょうか。
このような経営側の判断ミスで、
スタッフは職を失い、利用者にとっては今後サービスを受けることができなくなる可能性もあるのです。
東京都が特に不正受給に関しては厳しいような印象を受けるのですが、気のせい?
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