介護施設で火災、2人死亡 福島・いわき
26日午後10時ごろ、福島県いわき市泉町滝尻定ノ田223の老人介護施設から出火、鉄筋コンクリート2階建ての1階部分を焼いて約30分後に鎮火した。女性利用者5人が病院に搬送され、いわき市の無職久野トシヱさん(88)と同市の同水谷タキさん(90)の2人が一酸化炭素中毒で死亡した。
ほかの90代と80代の3人は、やけどや煙を吸って入院し、うち2人が重症。命に別条はないという。火元は浴室や脱衣所、食堂などがある1階とみられ、いわき東署などは27日午前に実況見分を行い、出火原因を詳しく調べている。
地元消防によると、出火当時の利用者は男性1人と女性7人の計8人。残る3人と職員1人は外に逃げて無事だった。搬送された女性らは当時2階にいたという。
いわき市によると、この施設は昨年11月に開設。高齢者が通ったり、宿泊できる介護福祉サービスをしており、2階に宿泊用の個室がある。利用者の男性(68)は「半年前に避難訓練をしたばかり。まさかこんなことになるとは」と驚いた様子だった。
小規模多機能の事業所のようです。
8人入居している利用者を職員ひとりで避難させるというのは、
日ごろから訓練をしていたとしても難しいことではないでしょうか。
加えて、2階フロアの利用者を誘導するということも困難です。
リネン室付近の出火ということで、
考えられるとしたら洗濯乾燥機からの出火か、
もしくはタバコなどの火の不始末といったあたりなのでしょうか。
原因などはこれから特定されていくのでしょうけれど、
この時期、気をつけなきゃいけないですね。
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