ケアマネ報酬14%引き上げを
東京都介護支援専門員研究協議会は4日、安定的な事業運営をするためには、居宅介護支援の報酬を14%程度引き上げることが必要などとする提言をまとめ東京都に提出した(写真)。さらに、人件費・家賃などコストを反映し大都市部での地域加算の引き上げ、特定事業所加算の要件緩和の3点を求めている。介護報酬改定の材料の1つとして、07年度の介護事業経営概況調査では、「居宅介護支援」は収支差率がマイナス15・8%で、報酬改定前のマイナス12・9%より悪化していることがわかったが、コストの高い東京では全国平均よりさらに厳しい。
同協議会が独自に調査した結果では、都内の収支状況は国の調査よりさらに悪く、収支差率はマイナス34・7%。一方、ケアマネジャー1人当たりの賃金は31万円で厚生労働省の調査よりも4万円程度低かった。また、都市部では全国平均の1・18倍の報酬が必要とする調査結果もまとめた。(以下略)
14%の報酬アップとはかなり大きな上げ幅を要求したような印象を受けますが、
ケアマネが中立・公平な立場で利用者の支援を行っていくためには、
併設サービス事業所に依存しないだけの体力をつける必要があります。
そのために、収支トントンベースを保てる14%の介護報酬アップの要求というのは、
至極当然ともいえることなのかもしれません。
収支で全国平均マイナス15.8%って、それは普通、事業と呼べないですよね。。。
ボランティアじゃああるまいし。
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