日本受け入れのインドネシア人看護師ら、上限割る可能性
日本とインドネシアとの経済連携協定(EPA)に基づいて日本が初めて受け入れるインドネシア人看護師・介護福祉士候補の派遣事業で、インドネシアからの応募者数が上限を下回る可能性が出てきた。看護師の第1陣の来日も、当初予定の7月下旬から8月上旬にずれ込む可能性があるという。
13日現在、上限200人の看護師については165人の人選と応募書類の確認が済み、同300人の介護福祉士では二百数十人分の書類を確認中。同国政府は、説明会を開くなどしてさらに募集を続け、来週前半までに上限に近い数を確保したい考えだ。
人選の遅れについて同国保健省は、時間的な制約から告知や説明が不十分で、応募書類に不備があったことが主な理由としている。介護福祉士については、同国に介護福祉士の資格がないため、応募条件を看護師の資格所持者にしたことも影響したと見られる。
一方、日本側で国際厚生事業団による審査を通った受け入れ希望機関の数は、看護師が64法人(希望人数173人)、介護福祉士は118法人(同307人)となっている。
さて、日本でインドネシア人介護福祉士候補を受け入れる法人は118法人になるようです。
ただ、まだ受け入れ人数の上限を確保できていないため、
受け入れを希望している法人すべてに来る保証はなさそうです。
もちろん、受け入れることになるインドネシア人の質も気がかりです。
人材確保よりも、名目は国際交流になっていることもあって、
施設側は一般の採用活動と違って、面接した結果で断るということが難しいのです。
この118法人それぞれに意図するところはあると思いますが、
現場が混乱しない受け入れができることを期待します。
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