送迎車両の事故多発。介護職員に求められる運転技術。

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介護施設の送迎車が電柱に衝突、6人軽傷 /新潟

 26日午前9時55分ごろ、三条市荒町2の市道で、燕市燕、介護施設職員、小黒祐太さん(22)が運転する施設送迎車が右前方の電柱に衝突。乗車していた82~96歳の高齢者6人が打撲などの軽傷を負った。小黒さんの脇見運転が原因とみて調べている。

事故ではありますが、軽傷で済んだことが救いですね。
現場は見通しのいい直線道路だったということで、
明らかなわき見運転が原因だそうです。
このところ、いくつか送迎車両の事故のニュースを何度かお伝えしていますが、
いずれも運転手は介護職員だと思われます。
送迎ボランティアさんや移送サービスが増えている中で、介護職員の事故が増える要因としては、
1、運転のプロフェッショナルではないので、運転の技術的な問題
2.介護の仕事と運転との切り替えができない、介護の仕事での疲労を引きずっている
3.運転中にも乗車中の利用者の様子が気になってしまう
などが考えられますが、
安全に利用者さんを送り迎えするためには、
無理のない移動時間設定、
同乗者のいる場合には安全確認の協力など、
運転するスタッフを支える体制も固めていかなければいけませんね。
もちろん、運転するスタッフの技術の向上・体調管理なども大切です。

記事編集・監修

 

介護福祉ウェブ制作ウェルコネクト

居宅介護支援事業所管理者・地域包括支援センター職員・障碍者施設相談員など相談業務を行う。

現在はキャリアを生かした介護に関するライティングや介護業界に特化したウェブ制作業を行う。

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1 個のコメント

  • 初めて訪問させていただきます。
    本日の記事、関心深く拝見しました。
    面接に行くと必ずといっていいほど、「車の運転免許」は
    ありますか?と問われます。
    実際持っているので、「はい」と答えると・・・・。
    運転免許を持っていても、人を大勢乗せて運転すること、送迎という特殊な技術を要すことは並大抵の緊張もあります。
    運転免許所持だけで、運転可!という上の考えは、無くして欲しい。少しでも、環境になれ、道になれること。
    私もきちんと説明し、声にあげていこうと思います。

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