【訪問介護の今(下)】賃金、人間関係…ヘルパー続けることの意味は
〈も~疲れたよ。人当たりが強い人ばかり。丸く言えば円滑に収まるのに、なんでそんなにエラそうなんだろう〉
〈使い捨てだから、辞めていくのを待っているみたい。人手が足りないから休めない。辞められない〉
〈夜中3時にインスタントラーメンを作ってといわれたり、背中がかゆいと30分も背中をかかされた。もう辞めようかな〉
ホームヘルパーが集うインターネットのサイト「ホームヘルパー井戸端会議」に設置された掲示板は、ヘルパーからの切実な書き込みであふれている。
「ヘルパーは、事業所に寄らずに介護先と自宅を往復するケースが多く、孤独感にさいなまれている。仕事上の悩みを話す環境として、気軽に愚痴を言える場所を作りたかった」
サイトを運営するtoto職人。さん=ハンドルネーム=は、不特定多数が利用できるネットの掲示板に愚痴を書き込む場所を設置した理由を話す。
サイトには1日平均500人が訪れ、活発な意見交換をしている。
産経新聞の特集「訪問介護は今」に、ホームヘルパー井戸端会議が紹介されました。
今年はじめ頃に産経新聞の記者さんのインタビューを受けたときの内容になっています。
いまは平均アクセス数500を下回っちゃってますけど。。。
この記事では詳しく触れられていませんが、
介護福祉士の資格要件の変更なども介護労働者への大きな追い討ちとなりそうです。
こういったサイトを通して、
「自分だけじゃない」「同じつらさを抱えている人がいる」「わかってくれる人がいる」
そんな想いを共有することができればいいなと思います。
介護の未来をもっと楽しく語り合えるような社会的な環境が整えばもっとすばらしいことなのですが。。。
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