今日は、代々木でホームヘルパー全国連絡会の主催による
ホームヘルパー全国交流集会を傍聴してきました。
午前中は生活援助の利用制限と後期高齢者医療制度改革についての基調講演がありました。
非常にわかりやすくまとめてありました。
2009年の介護報酬改定が今後の介護保険の方向性を決める大きなターニングポイントになりそうですね。
午後は、途中で退席しましたが、
「働き続けながらサービスの質を高めていける環境について交流しよう」という分科会に参加させていただきました。
ステーション方式をとる事業所など、いくつかの事業所での実践についての報告がありました。
ただ、議論の中身は、「サービスの質を高めて」というよりも、「働き続ける」という部分にスポットが当たり、
移動時間や研修時間の手当てだとかいった話が多くなった印象があります。
テーマとしては、むしろ研修の中身であったり、利用者情報の伝達や情報交換であったり、
またそれによる効果といった話が軸になるべきなのかなと思っていたのですが。
それだけ、ホームヘルパーの経済的保障というものが脆いもので、不安を抱えている人が多い切迫した状況であるということが感じられました。
途中までしか聞けなかったのが残念で、その後の話の展開がどうなったのかはわからないのですが。
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