コムスン、1日から「分割譲渡」
不正行為で解体に追い込まれた在宅介護大手コムスン(東京・港)が11月1日から、地域ごとに「分割譲渡」される。引き受ける企業・団体は円滑に継承できるよう、利用者への説明やシステム対応を急ぐ。だが、現場を担うコムスン社員の流出は止まらず、サービス維持に腐心している。
九州や四国など最多の14県の事業を引き継ぐセントケア・ホールディングの本社(東京・中央)。「過去は捨てて楽しく仕事しましょう」。26日、コムスンから迎える課長級以上の「新入社員」26人への辞令授与式で、吉田英二社長はこう呼び掛けた。
コムスン事業の分割譲渡が11月1日から行われます。
地域ごとの事業移行は本当にスムーズに進められるのか。
そして、コムスンから新しい職場に移るスタッフの方々は、
サービスに対して、より厳しい目で、高い意識を持って取り組んでほしいと願います。
多くの企業は、破綻したコムスンと同じレベルの虚偽申請などを行っているわけですから、
コムスン社員が一連の制裁によって得た経験を伝えていくことは重要なことです。
過去を忘れることなく、その過去をこれからの介護を支える力にすることを願い。
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