稲城市:介護ボランティア新制度 ポイント付け保険料軽減
稲城市は今月から高齢者の介護支援ボランティア活動に応じてポイントを付与し、介護保険料を軽減する制度のモデル事業を開始した。同市では全国に先駆け、来年度にも同制度を本格実施する方針を表明している。
モデル事業では、市社会福祉協議会が市内在住の高齢者(65歳以上)を対象に介護支援ボランティアの登録を募る。特別養護老人ホームなど施設食堂での配ぜん、レクリエーションの指導、散歩の付き添い、話し相手、シーツ交換――といった指定のボランティアを登録者がすると、ボランティア手帳にスタンプが押される仕組みだ。
1時間程度の活動でスタンプ1個とし、上限は1日2個。介護保険料が実際に減免されるのは来年7月以降で、ポイント数に応じて年間1000円(スタンプ10~19個)から5000円(50個以上)まで交付金を受け取ることができる。
同市の65歳以上の住民は1万1980人(8月1日現在)で、市では1%に当たる100人程度がボランティア登録すると想定している。市高齢福祉課では「ボランティアに意欲的な高齢者の社会参加を応援していきたい」と話す。
以前にも紹介したボランティアのポイント制。
多くの矛盾をはらみながらスタートするわけですが、どうなるでしょう。
介護現場は深刻な人手不足で苦しんでいるわけですから、
ボランティアよりも、むしろ働けそうな人はそのまま職員になってもらいたいくらいでしょうけれど。。。
でも、地域の目がたくさん施設に入ってくること自体はいいことですね。
ついでに、虐待を密告した人にはポイント3倍なんて話が・・・ないですよね。
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