コムスン報道の裏で、熱湯入浴で死者。

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熱湯入浴、入所者死なせる…奈良の知的障害者施設 介護支援員を書類送検へ

 奈良県明日香村の知的障害者更生施設「明日香園」で2月、入所者の女性(当時42歳)が熱湯の入った浴槽に入れられ、死亡した事故があり、県警橿原署は、湯の温度確認を怠ったとして、20歳代の女性介護支援員を業務上過失致死容疑で近く書類送検する。
 調べでは、介護支援員は2月9日午後2時45分ごろ、蛇口から熱湯が出ていたのに、女性を浴槽に入れて背中などに大やけどを負わせ、19日に病院で死亡させた疑いが持たれている。
 明日香園側は同署に「ボイラーの調子が悪かった」などと説明していたが、熱湯が突然出るような異常はなかったことが判明。介護支援員が湯の温度を確かめておらず、同署は「湯に手をつけていれば、事故は防げた」と判断した。女性は2級の身体障害者で、入浴には介護が必要だった。
 岡山隆昭園長は「きちんと検証し、真摯(しんし)な姿勢で問題点を一つずつ修正していきたい」と話している。

介護業界にとどまることなく、世間はコムスンの話題でもちきりですが、
その裏でこんな事件が起こったりしています。
お湯の温度の確認を怠ったということで業務上過失傷害でひとりの介護職員が書類送検されています。
介護業務の基本中の基本なので、この職員の責任は間違いないのですが、
これが、本当に個人の責任だけなのかというと、ちょっと疑問です。
おそらくこちらの施設だと思いますが、
こういった情報をホームページで公開することはないんですかね・・・。

記事編集・監修

 

介護福祉ウェブ制作ウェルコネクト

居宅介護支援事業所管理者・地域包括支援センター職員・障碍者施設相談員など相談業務を行う。

現在はキャリアを生かした介護に関するライティングや介護業界に特化したウェブ制作業を行う。

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