いわき総合高の介護福祉合格者また90%超
いわき市にあるいわき総合高の平成18年度の卒業生13人が、このほど実施された第19回介護福祉士国家試験に合格した。
3年連続で合格率が90%を超すという快挙に、合格者だけでなく教職員も喜びを分かち合っていた。
合格者は昨年1月に筆記試験を通過した上で3月の実技試験に合格、もしくは4日間の介護技術講習を受講し筆記試験を通過することで国家試験合格を果たした。
全国の今回の合格率は50・4%で、同校の卒業生は18年度が92・9%、17年度が100%、16年度が91・7と継続して高い合格率となっている。
今年の介護福祉士の国家試験は合格率が50%強と、
介護現場の基礎資格となるわりには低い合格率にとどまり、
質を重視する姿勢を強く押し出したのか、それともたまたま受験者の質が伴わなかったのか。
このニュースを見ると、
介護福祉士の国家試験は、介護職としての経験なんて、一切関係ないんだなと感じさせられます。
実務を経験したことのない高校生が、ほとんど合格できるわけです。
つまり、介護福祉士国家試験に合格するためには、受験勉強と同じで、
効率よく、必要な知識を詰め込むということなのです。
現役高校生の方が介護福祉士国家試験に強いのもなんとなく納得がいきます。
ただ、
国家試験合格のための教育と、優れた介護職を育てるということはまた違います。
卒業生の何人が国家試験を合格したかよりも、
どんな活躍を現場でして、その能力を発揮しているかが大切だということを忘れてはいけないですね。
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