グループホーム火災、再び。教訓は生かされたのか?

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グループホーム個室火災、80歳死亡…部屋にライター

  15日午後10時20分ごろ、北海道帯広市東12南4の老人介護施設「愛の家グループホーム帯広東12条」の1階17号室で、入居者の無職坂本清さん(80)の服に火がついているのを、巡回中の女性介護士(42)が見つけ、119番通報した。
 介護士が消火器で火を消し止めたが、坂本さんは全身やけどで約13時間後に死亡した。介護士も手や足に軽いやけどを負った。
 北海道警帯広署によると、坂本さんの部屋の机上には、ライターがあったという。カーペットとふとんを焼いたが、建物被害はなかった。
 同施設は高齢者らが18の個室で生活し、通常、入居者はライターの持ち込みはできないという。同署で出火原因を調べている。

こちらでニュース動画も見れます(札幌テレビ)。
昨年の1月、大村市で起きたグループホーム「さくら館」での火災。
当時はグループホームの安全管理体制などについて、大きな話題となりました。
スプリンクラー設置を義務付けるといったあまりに無謀な提案がされたり、
防災訓練の実施状況が疑問視されたりと、
さまざまな議論が行われてきましたが、
果たしてその後、グループホームの防災意識は変化したのでしょうか。
火災を防ぐ以前に、議論のほうが自然に鎮火してしまったような気もしないでもないのですが、
火災のあった大村市では、今年1月に献花台が設置されました。
このような悲劇を繰り返さないために、
グループホームでの生活をより安全で安心できるものにするために、
まだまだやるべきことがたくさんあるような気がします。


毎回思うのですが、
グループホームは介護施設か?
メディアはその辺の認識をどうとらえているのか、気になります・・・。

記事編集・監修

 

介護福祉ウェブ制作ウェルコネクト

居宅介護支援事業所管理者・地域包括支援センター職員・障碍者施設相談員など相談業務を行う。

現在はキャリアを生かした介護に関するライティングや介護業界に特化したウェブ制作業を行う。

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