障害少女の成長抑制に米で論争 肉体改造と批判
米ワシントン州シアトルの病院で、重度の障害を持つ少女に成長を抑制する手術が行われていたことが明らかになり、全米で是非をめぐる論争が起きている。小柄な少女の体にとどめることで成長に伴う疾病などのリスクが避けられ、介護者の負担も減ることから両親が希望したという。障害者の人権団体などは「介護者の都合に合わせた肉体改造」と批判しているが、回復の見込みのない障害児にとって望ましい将来とは、誰が決め、どんなものなのかという重い問いが投げかけられている。
重度の障害を持った子を持つ親の多くは、
移動や入浴などの介護負担を軽減するために、
自分の子供の体重をギリギリまで落としたりしているわけですが、
んじゃ、それも肉体改造といえなくも無いわけで。
子供のままでいてほしいという思いを抱くのは、
当事者としてはひょっとしたら自然な感情なのかもしれません。
これを倫理の問題として片付けてしまうのは簡単だけれど、
親として子供の成長を願えない状況に追い詰めてしまう社会というのが最大の問題なのかもしれませんね。
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