猛威を振るうノロウイルス、介護施設は壊滅するのか?

ノロウイルス

ノロウイルス? 感染男性が死亡 福岡の老人ホーム

 福岡県は19日、同県大木町笹渕の特別養護老人ホーム「山ノ井荘」の入所者と職員の計38人が下痢や嘔吐(おうと)の感染性胃腸炎とみられる症状を訴え、このうち72歳の男性入所者が、自分の嘔吐物をのどに詰まらせ死亡したと発表した。女性入所者3人からノロウイルスが検出されており、県健康対策課は同ウイルスの集団感染の疑いで調査している。
 同課によると、今月10日から18日までに入所者28人、職員10人が症状を訴え、嘱託医の診察を受けた。死亡した男性は普段から寝たきりの状態で、15日に受診後は点滴による治療を受けていたが、18日朝に亡くなったという。

ノロウイルス猛威続く 北海道の3施設で集団感染

 道は19日、上川、富良野両保健所管内の介護保険施設で、入所者と職員計105人が下痢や嘔吐などの感染性胃腸炎の症状を訴え、うち8人からノロウイルスを検出したと発表した。
 また小樽市の社会福祉施設でも、入所者ら計24人が下痢などの症状を訴え、2人からノロウイルスが検出された。

県内 新たに97人発症/ノロウイルス(沖縄)

 県健康増進課によると、中部保健所管内の老人福祉施設から十一日、嘔吐や下痢などの症状を訴える入所者が増加しているとの報告があった。十八日現在、入所者百三十八人中六十九人が発症、看護師・介護士六十七人中十三人が発症した。症状の重い患者はいないという。

福井の3施設69人症状 衰えぬノロウイルス

姫路の老人ホームでノロウイルス

郡山でノロウイルス、発症者208人に

沖縄から北海道まで、ノロウイルスの被害はどこまで広がるのでしょうか。
来年以降もこのようにノロウイルスの爆発的な感染がないとは限らないし、
さらに壊滅的な被害をもたらすのかもしれません。
ということで、なんだか、インフルエンザどころの騒ぎではなくなってきましたね。
利用者だけでなく、職員への感染・発症が多いのも大きな特徴です。
感染対策を怠らず、まずは、自分の身は自分で守りましょう。
いくつか介護施設等のブログでノロウイルスの感染被害を経験しているところや、
ノロウイルスの対策マニュアルを公開している施設を紹介します。
そこから学ぶべきことは多いはずです。
愛港園のノロウイルス対応策より:施設長の公開日記
ノロウイルス:施設長のヤドカリ日誌(終息)
どこもかしこもノロウイルス:沖縄県老人保健施設協議会
ノロウイルス?:カズヒロ日記「千里の道に一歩ずつ」
愛港園施設長様のブログのサイドバーには、ノロウイルス感染対策に関する資料集が掲載されていますので、ご参考に。


こんなブログも見つけました。
ノロウイルスによる集団感染を防ぐ方法

記事編集・監修

 

介護福祉ウェブ制作ウェルコネクト

居宅介護支援事業所管理者・地域包括支援センター職員・障碍者施設相談員など相談業務を行う。

現在はキャリアを生かした介護に関するライティングや介護業界に特化したウェブ制作業を行う。

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