白石区役所で障がい者 自殺
札幌に住む障がい者が、札幌白石区役所の敷地内で自殺していたことがわかりました。女性は「障害者自立支援法」などを悲観していたことがSTVの取材で分かりました。
自殺していたのは、札幌に住む精神的な障がいを持った40代の女性です。この女性は先月30日の深夜、札幌・白石区役所の自転車置き場付近で、首を吊りました。女性が自殺する20日前に知人にあてたメールです。
(メール)「自宅にきた札幌市の精神保健相談員が、突然自立支援法、訪問調査を始めパニクってやめてよ、と帰ってもらい、突然ガクンと体調が悪化しました」
女性は自己負担の増加や、国の社会福祉予算の削減方針に不安を抱いていたという事で、関係団体では来週会合をもって、女性の自殺の背景を更に調べることにしています。
自立支援法に殺された、
というと、少しヒステリックな書き方かもしれませんが、
この自殺にいたる大きな引き金がそこにあったことは間違いありません。
自殺したからといって、きっと国は動くこともないし、何が変わるわけでもない。
だったら、僕個人として願うことは、とにかく生きて欲しい。
生きて自立支援法のその先の社会がもっとましな社会になるための力となって欲しい。
まずは2009年、自立支援法と介護保険法が抱き合わせになるそのときに、泣かないように。
そして、こんな事件が無いように。
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