「阿知の里」虐待疑惑 告発女性を懲戒解雇 依願退職認めず
入所者への虐待の疑いが掛けられている特別養護老人ホーム「阿知の里」(岡山市下阿知、岡崎豊施設長)は23日、記者会見し「施設の信用を失墜させた」として、同施設の元介護長女性(56)の依願退職を認めず、懲戒解雇にしたと発表した。
懲戒解雇は22日付で、元介護長は施設側が岡山県や岡山市に提出した「虐待はない」とする最終報告書に反論した形で、19日に記者会見した。同施設によると、介護職女性(27)の夜勤の日時に合わせ、人体図の日付の変更も行い、虐待があったかのように偽装したという。
施設側の弁護士は「改ざんを行い、職員の信用をおとしめる目的と確信に至った。虐待の事実がないのにもかかわらず、施設の写真を虐待の証拠として公表した」と述べた。
また、弁護士は「虐待は事実でない」と繰り返し主張。会見した元嘱託医らの主張と食い違う点については「お互いが異なった主張をしている以上、論理学上(第三者に)あったともなかったとも証明はできない」と話した。
元嘱託医と元介護長は、19日の会見で、入所者の体に残った皮下出血を撮った写真を公開し、虐待の可能性を強調した。
先日の記事で紹介した介護長が解雇されたということです。
記録の改ざんをしたり、偽装をしたり・・・、
介護を行なうのに、誠実さがなくて、どうして利用者さんとちゃんと向き合えるのでしょう。
誰が正しくて誰が間違っているかもわからないほどに泥沼化していそうですね。
こんなんで、現場は何を信じてやっていけばいいんでしょう。
まだそこに生活している人たちがいることは忘れてはいけませんよね。
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