いま、日本サッカーを象徴するのが、このポリバレントという言葉です。
複数のポジションをこなせる選手のことを指して言うそうです。
オシム監督の選手選考のキーワードは、このポリバレントなのです。
オシム監督いわく、もともとは化学の用語なんだそうです。
このポリバレントの重要性が高まっているのは、何も日本サッカーに限ったことではありません。
社会のシステムはより複雑になり、
労働分野でも、複数の役割をこなすことのできる人材の魅力は高まります。
介護の現場のほとんどは中小企業の規模であり、従業員数も少ないのが現状。
直接介護以外の業務のスペシャリストを雇用する余裕というものも限られています。
現場をこなしながら事務処理能力を発揮する介護職、
入浴オペレーターもヘルパーもこなす介護職、
など、
介護の現場でもポリバレントな介護職は活躍しています。
直接介護のスキルを持っているというだけの介護職ではなく、
自らの専門性を見つめなおし、
直接介護にとどまらないスキル・能力を磨いていくことが、これからの介護職にとっては大切ですね。
ということで、今日はオシムが自信を持って選んだポリバレンツを見に行ってきました。
強豪ガーナ相手に、実り多い試合になったと思います。
オシムに攻撃力の無さを名指しで指摘された駒野が見違えるほど積極的な攻撃参加を見せたり、
後半、遠藤を下げて中村憲剛を入れるという形で攻撃モードに一気にギアチェンジをかけたり。
こういったところから見て、オシムからのメッセージは
選手に明確に伝わっているんだな、と感じました。
これだけやられた敗戦でも、日本サッカーの未来には希望を感じます。
でも、遠藤とアレックスはもう見たくないな・・・。
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