介護施設で女性刺殺、夫が無理心中か
29日午前7時50分ごろ、鳥取県岩美町の介護老人福祉施設「岩井あすなろ」で、入所者の無職後藤秀さん(66)がベッドの上で腹を刺され死亡しているのを職員が見つけた。
その直後に、面会に来ていた夫の達靖さん(62)がいないのに職員が気付いて捜し、施設の裏庭で腹や首から血を流して倒れているのを発見。病院に搬送した。
達靖さんの近くに血のついたナイフが落ちており、不審者の目撃情報や外部から施設に侵入した形跡がないことなどから、鳥取署は達靖さんが無理心中を図った可能性が高いとみている。
調べでは、秀さんは脳出血の後遺症があり寝たきりで、昨年6月ごろから入所していた。達靖さんは同日午前7時ごろから面会に来ていた。
鳥取署は司法解剖して死因を調べ、達靖さんの回復を待って事情を聴く。
まだ無理心中を図ったものと断定はできないと思いますが、だとしたら非常に悲しい事件ですね。
この夫婦の特徴としては、まだどちらも若いということですよね。
66歳という年齢は、この施設の入所者の中でも非常に若いのではないでしょうか。
この夫婦の間にどのような背景があったのかはわかりませんが、
施設という場所ではなれて暮らすという夫婦の生活が、こういった事件を起こしてしまったのであったら悲しいことです。
この事件の場合、施設の中での事件でもあり、施設側の責任ってどうなるんでしょうね。
午前7時台という、施設側にとっては朝の極めて忙しい時間帯で、
来訪者への対応や把握も難しい状況であったことは容易に想像できます。
家族によるものであったとしても、居室内で行なわれた犯行に、
一切責任が無いとは言い切れないのではないでしょうか。
どのような背景で、どのような状況で事件が発生したのか、非常に気になるところですが。。。
施設はこちらのようです。
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