介護に従事する基礎資格を
介護福祉士及び介護職員基礎研修を修了した者に限るという方針が発表されたものの、
なかなか具体的なスケジュールが見えてこないその介護職員基礎研修。
詳しいことはこちらをご覧ください。
介護職員基礎研修ガイドラインについて
当初は、今年の秋から研修が開始されるなどという情報でしたが、
厚生労働省からの実施要綱が発表されないために、
いまだに何の動きもできない状況にあります。
実施要綱がまとまり、
養成校が準備期間を経て認可の申請をし、
受講者を募集をして、実際にスタートを切るまでにはまだまだ時間を要すると思われます。
AllAboutJapanのコラムにこの件が掲載されていましたので、スタート時期と受講料・受講期間についての情報を引用させていただきます。
9月に実施要項が出たとしても、指定までに4ヵ月かかれば、スタートは年明け。年内スタートは難しそうな状況です。
では研修期間や受講料はどうなるのか?
別の介護関係筋の話では、「平日半日受講の標準的な通学講座の研修期間は8ヵ月~12ヵ月程度。受講料は、130時間のヘルパー2級講座が10万円前後であり、500時間の基礎研修は単純に考えると3倍程度、つまり30万円前後にはなるのではないか」とのこと。
3~4ヵ月での修了が標準のヘルパー2級講座に1ヵ月半程度で修了できる短期講座があるように、基礎研修も、おそらくは短期講座がつくられることでしょう。と言っても、500時間の課程ですから、朝9時から夕方5時まで、1日7時間受講しても70日以上。どんなに短くても、4ヵ月はかかるのではないでしょうか。
と、いうことで、ハードルはかなり高くなります。
そう考えると、ホームヘルパー2級の資格を取得し、
実務経験を少しでも積んでおくことで、
免除される科目・時間数を少なくしておくことが重要ですね。
まだまだ未確定な情報ばかりですが、今後もこのニュースには注目していきましょう。
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