さて、もうすぐ2014年が終わろうとしています。
介護福祉に関するニュースをお届けしてきたこのブログですが、
この一年を、ブログの記事から振返ってみます。
2014年介護福祉の重大ニュースです。
○ 消費税増税に伴う介護報酬改定、単位数決定。介護保険制度で初めての支給限度額引き上げ
○ 介護福祉士実務経験者ルートの450時間研修義務化実施を一年延長。
2月
○ 自己負担2割法案が閣議決定。50万人のサービス利用自己負担金に影響。
3月
○ 特養待機者52万人。うち、三分の一を占めるのは「除外」対象の要介護1・2。
4月
○ 母親を刺殺・放火し逃走。タクシー強奪・警官を殺人未遂。理由は「介護に疲れた」。
○ 名古屋認知症徘徊鉄道事故、控訴審判決5割減額。認知症を支える家族の責任と社会の責任。
5月
○ 介護職員の賃金とサービス残業の実態。
○ 窒息事故の予見ができた、訪問介護ヘルパー注意義務怠った社会福祉法人に1564万円の損害賠償。
○ 認知症の妻と7年ぶりに再会。館林市による入所経費の請求は?
○ 地域医療・介護総合確保推進法が可決。要支援サービス廃止、高所得者の自己負担2割へ。
○ ケアマネ特定事業所加算の算定要件が見直しへ。地域ケア会議への参加が算定要件に?
7月
○ ケアマネ研修、平成28年度から養成課程変更で研修時間倍増・修了評価実施へ。
○ 広島ホスピス・ナーシングホームでの入居者焼死事件、判決は無罪!
○ 介護報酬に成果報酬を検討。介護度の改善で事業所の収益が上がる?
○ 軽度者特養入所制限、ローカルルール縛りでセーフティネットとしての機能は
8月
○ 特養フラワーヒルでの入所者暴行致死事件、懲役8年の判決
○ コンビニにケアマネが配置?ローソンによるコンビニの健康ステーション化計画。
10月
○ 介護事業経営実態調査、有効回答率は48%。
○ マイナス6%の衝撃!介護報酬改定は大幅減額、介護の人材確保はどうなる?
○ 介護サービスは「価格競争」の時代へ?自立支援はどこへ・・・。
○ 介護職員初任者研修の資格要件緩和?短時間で取得できる介護の資格創設へ。
11月
○ アドアーズ、茶話本舗の日本介護福祉グループを買収。介護とゲームセンターの関係。
○ アルツハイマーは予防する時代へ。世界から認知症がなくなる日へ、一歩前進?
○ 通所介護はサービス過剰?支援切り捨て・報酬引き下げ・小規模縮小でどうなるデイサービス。
○ 要支援の認定更新も認定期間は最大24ヵ月に変更。目的は自治体職員の事務負担の軽減?
○ デイサービス送迎に送り出し加算新設?報酬額は?基準はどうなる?
○ 福祉用具のみのケアプランは減額?簡素なケアプランとは何か?
12月
○ 愛媛県介護老人保険施設なんぐん館で職員による入所者傷害事件。
○ オープンセサミの通所介護6事業所が処分、3事業所の指定取り消しへ。
○ 介護報酬改定はマイナス3%前後に。介護報酬切り下げ、この道しかない!・・・ってこと
ここ数カ月で介護保険法改正・介護報酬改定のニュースが次々とリリースされ、
中には耳を疑うようなニュースもありましたが、
このブログを読んでいただいている方は、事業所にとっては非常に厳しい改定になることが
おそらくご理解できているものと思います。
来年4月からの介護報酬改定や、自己負担2割への変更など、大きな変化を迎える介護保険。
2015年、みなさまがそれぞれのフィールドでご活躍できることを願っております。
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