人員基準違反などで3事業所の指定を取消へ
定員以上の利用者の受け入れや看護師の未配置などの違反があったにもかかわらず、介護報酬を満額請求したなどとして千葉県は、「オープンセサミ」(八千代市)が運営する通所介護事業所3か所の指定を、介護保険法に基づき取り消す。取り消しは来年1月1日付。併せて介護予防通所介護の指定も取り消す。また、「オープンセサミ」が運営する別の通所介護事業所も、介護報酬の不正請求で指定の効力停止処分を受けており、不正受給額の総額は約4300万円となった。
デイサービスの事業指定取り消しのニュースですが、
3事業所の指定取り消しと指定の効力停止半年が1か所、3か月が2か所と合計6か所が処分を受けることになっています。
定員超過や人員不足ということですが、印象としてはかなり思い切った処分だなと感じます。
多店舗利用での処分もあることから、職員・利用者の人員を流動的にしていた部分もあるのでしょうが、
そのあたりを明確化できていなかったのでしょう。
さらに、2事業所には監査妨害という項目があったことから、
実際にどのような妨害行為があったのかはわかりませんが、
このような厳しい処分に至ったのではないでしょうか。
このオープンセサミではこれ以外にもデイサービスを複数運営しているようです。
ホームページを見ると、コンサルタント的な事業も行っているようなので、
同じような手法を取っている事業所への警告ともいえるのではないでしょうか。
最近のコメント