もう2013年も残すところあとわずか。
介護福祉業界にとってこの一年がどんなものであったか、
重大ニュースをピックアップして振返ってみましょう。
【事件・事故など】
○ レストヴィラ赤塚で入浴中の放置1時間半。溺死について虚偽説明。
○ 看護付きホスピス・ナーシングホームで介護福祉士が入居者のベッドに放火・殺害。
○ 長崎グループホーム「ベルハウス東山手」火災。防火扉・スプリンクラー設置不備。
○ 介護老人保健施設サンケアで6か月許可取り消し、100名利用者を事業譲渡による対応指示。
○ 伊丹市の高齢者住宅で介護士がベッドに放火。二つの事件の共通点。
○ 特別養護老人ホーム「フラワーヒル」、4日間で3人が不審死。虐待か。
○ 軟禁介護?訪問介護ヘルパーが外から玄関施錠。営業停止6か月の行政処分。
○ ヒューマンアカデミーで未申請でのヘルパー2級講習実施が判明。
【制度・サービス】
○ EPA介護福祉士候補には15年度以降の450時間研修は不要。
○ 消えた予防重視。軽度切り捨てで要支援者へのサービス打ち切りへ。
○ サービス付き高齢者住宅にも住所地特例適用へ。介護と地域間格差の問題。
○ 要支援サービス、市町村事業への段階的な移行と地域間格差。
○ 特養入所制限、要介護1・2を入所対象から除外。加熱する軽度切り捨て論。
○ 給付抑制のターゲットは通所介護か。小規模デイサービスは市町村が審査。
○ 年金収入年間280万円以上であれば、介護保険自己負担を2割に。
○ 要支援への予防給付市町村事業移管を見直し!対象を訪問介護・デイサービスに絞り込み。
○ 介護保険自己負担2割。基準年収は単身世帯で280万円、夫婦世帯で年収359万円。
○ 消費増税に伴う介護報酬増額。報酬単価の改定なのか、地域加算の増額なのか。
今年の後半は時期介護保険改正に関するニュースが多かったですね。
いずれもあまり望ましいものではなかった印象ですが。
今後も介護保険改正や消費税増税にあわせた介護報酬の改定などに関してのニュースは続いていきますので、
チェックしていきましょう。
虐待や事故などのニュースに関しては、かなり自己中心的で悪質なものが多かった印象です。
また、同じブランドの施設で入浴中の水死事故というニュースが続いたり、
介護職員が利用者のベッドに火をつけるという事件が2回もありました。
介護職員のストレスマネジメントや、施設全体のリスクマネジメントという意味でも問われる一年だったのではないでしょうか。
みなさんにとってはどんな一年でしたか?
2014年がみなさんにとっていいいちねんでありますように。
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