介護送迎車と列車が衝突 2人死亡、1人重体 広島
7日午前9時ごろ、広島市安佐北区白木町秋山のJR芸備線志和口―上三田駅間の踏切で、広島発三次行き上り普通列車(2両編成)が軽乗用車に衝突した。安佐北署や広島市消防局によると、車は近くにある介護施設の送迎車で、乗っていた3人のうち、運転していた施設パート職員の竹内和子さん(62)と後部座席の杉川貴さん(81)が死亡し、助手席の杉川さんの妻(75)が重体。列車の乗客約20人にけがはなかった。
JR西日本広島支社によると、現場は警報機、遮断棒のない踏切で、列車の進行方向左側から車が踏切内に入ってきたため、運転士が非常ブレーキをかけたが間に合わなかったという。
現場は見通しの悪い踏切だったようですが、細心の注意を払わなくてはいけませんよね。
午前9時ごろになぜ家族も送迎車両に同乗していたのでしょうか。
別の記事ではこういった記述があります。
安佐北署の発表によると、竹内さんが杉川さん夫婦を自宅から近くの診療所へ送る途中だった。
デイサービス職員が、自宅から近くの診療所まで利用者とその家族を載せて送迎するという状況はどういったものでしょうか。
デイサービスの職員がその送迎を行っていたということであれば、
それは本来の業務外の内容になりますので、
その責任問題なども問われることになりそうです。
通常の送迎であれば、綿密なルートの設定やスケジュール管理などがされるはずですが、
こういったイレギュラーな場合には事故の発生リスクが非常に高いことを意識しなければいけません。
その上で、この自宅から診療所への送迎というものが適切な業務だったのかどうかというのも議論されなければいけません。
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